★苦節15年、このたび晴れて丸々1冊自分の著となる文庫本が発行となりました!!
5/9(水)発売 ¥820+税
刈部山本
『東京「裏町メシ屋」探訪記』
光文社知恵の森文庫
■ネット通販:Amazon|e-hon|楽天ブックス|Yahoo!|7ネット|ヨドバシ
【書籍横断検索システム】…ネット通販の在庫が一括検索できます
■書店在庫:三省堂書店|丸善ジュンク堂|紀伊國屋書店|有隣堂
■図書館在庫検索:カーリル
■レビュー・感想サイト:読書メーター|ブクログ…忌憚なきご意見待ってます
※Amazon限定の購入特典が決定!【詳細:特設ページ】
…過去に発行したミニコミ同人誌(主に00年代のもの)から9章分をセレクトし再構成。後日再訪し、デウスエクスマキなブログで取り上げたレポなどを含め大幅に加筆・訂正した350Pオーバーの大ボリューム!
観光地でない、フツーの町にある日常の風景には赤線・軍需工場・闇市跡といった過去があるもの。そんな痕跡を巡りながら、食堂や町中華、酒場と行った地元に根付く店で食し、銭湯に立ち寄る、休日のお父さんのための東京攻略本。
これが重版かかるくらい売れないと、今後ブログやミニコミ活動がよりディープに広範囲な内容になっていくかの瀬戸際となるので、「仕方ない、応援してやるか…」という方、ゼヒAmazonでも近所の本屋で予約でもしてやって下さい! マジでマジで。
目次
第1章 板橋しっとりチャーハン ~板橋を見れば東京大衆食の近代史が分かる!?
第2章 明治からのレンガを追う ~銀座・日本橋・神田、路地裏の穴場老舗が見えてくる
第3章 関東大震災からの復興 ~上野東側の裏路地に見る和洋定食・男子メシ紀行
第4章 多摩湖から玉川上水を巡る ~近代水道の発展から、郊外の地グルメに会う
第5章 戦争への足音が響いた町 ~板橋から北区へと広がった軍用地は今!?
第6章 戦中から戦後へ ~空襲からドヤ、ちょんの間と経た横浜ストーリー
第7章 赤線のあった頃 ~吉原・向島・鳩の街・玉ノ井ラビリンス
第8章 物流が町を変える ~貨物船から臨海部へ、葛飾・江東・品川の旅
第9章 東京の拡張・郊外の変革 ~モータリゼーションが起こしたロードサイド文化、足立
■紹介いただきました
●雑誌『創』2018年8月号で、定食研究家の今柊二さんが「今月のカラクリ雑誌」という連載の中で、拙著を紹介してくださいました。
今さんとは同じミニコミ発行者としてお付き合い下さり、トークイベントなどにも誘って頂いたりしました。いつか何らかの形でお返ししたいと思っています。
5/9(水)発売 ¥820+税
刈部山本
『東京「裏町メシ屋」探訪記』
光文社知恵の森文庫
■ネット通販:Amazon|e-hon|楽天ブックス|Yahoo!|7ネット|ヨドバシ
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■書店在庫:三省堂書店|丸善ジュンク堂|紀伊國屋書店|有隣堂
■図書館在庫検索:カーリル
■レビュー・感想サイト:読書メーター|ブクログ…忌憚なきご意見待ってます
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…過去に発行したミニコミ同人誌(主に00年代のもの)から9章分をセレクトし再構成。後日再訪し、デウスエクスマキなブログで取り上げたレポなどを含め大幅に加筆・訂正した350Pオーバーの大ボリューム!
観光地でない、フツーの町にある日常の風景には赤線・軍需工場・闇市跡といった過去があるもの。そんな痕跡を巡りながら、食堂や町中華、酒場と行った地元に根付く店で食し、銭湯に立ち寄る、休日のお父さんのための東京攻略本。
これが重版かかるくらい売れないと、今後ブログやミニコミ活動がよりディープに広範囲な内容になっていくかの瀬戸際となるので、「仕方ない、応援してやるか…」という方、ゼヒAmazonでも近所の本屋で予約でもしてやって下さい! マジでマジで。
目次
第1章 板橋しっとりチャーハン ~板橋を見れば東京大衆食の近代史が分かる!?
第2章 明治からのレンガを追う ~銀座・日本橋・神田、路地裏の穴場老舗が見えてくる
第3章 関東大震災からの復興 ~上野東側の裏路地に見る和洋定食・男子メシ紀行
第4章 多摩湖から玉川上水を巡る ~近代水道の発展から、郊外の地グルメに会う
第5章 戦争への足音が響いた町 ~板橋から北区へと広がった軍用地は今!?
第6章 戦中から戦後へ ~空襲からドヤ、ちょんの間と経た横浜ストーリー
第7章 赤線のあった頃 ~吉原・向島・鳩の街・玉ノ井ラビリンス
第8章 物流が町を変える ~貨物船から臨海部へ、葛飾・江東・品川の旅
第9章 東京の拡張・郊外の変革 ~モータリゼーションが起こしたロードサイド文化、足立
■これまでミニコミ同人誌をご購入頂いた方へ
…ご存知かと思いますが、本を発送すると関係者などに献本する仕来りがあります。著名な方へは書評を書いて下さるなど、宣伝の側面もあると思いますが、このシステムにはずっと疑念を頂いていました。
というのも20年ほど前、早稲田の古本屋の店頭投げ売りワゴンに、当時学校で授業を受けていた講師が書いた小説が入っていました。既に持っていたのですが、ふと手にとって見ると、故・久世光彦氏への献本でした。ここにあってはならない気がして、反射的に買い求めたのですが、なにか見てはいけないものをみた気がしました。
今から考えれば、故人の遺品整理で家人がまとめて所蔵をこの古本屋に引き取らせたものかも知れません。初版がいつだったか、故人が亡くなった前か後かも調べればスグ分かるでしょうが、分かりたくもありません。
もし生前に手放したとすれば、献本ってなんなのでしょう? たぶん、立場的に毎月相当の献本が届くはずです。それを逐一読むはずもなく、殆どを右から左へ、まとめて古本屋に流していたことも考えられます。
故人を責めているわけではなく、作家や編集など出版に関わる多くの人にとって、本をもらうことが当たり前に、常態化しているように思えるのです。いいのか悪いのかは各人の判断に委ねますが、コッチの業界にいる某知人から当たり前のように「くれ」と言われるととても抵抗があります。
コミケや通販、タコシェや書泉などの取扱書店で拙ミニコミ同人誌を続けてご購入下さっている方の中には、なけなしの小遣いや給与から、なんとか捻出して求めて下さる方は少なくないと思います。自分は今でも大して変わりませんが、この15年くらいは、余ほど資料的に必要に迫られたもので図書館や安価な古本で手に入るもの以外、殆ど本を買い求めることが出来ませんでした。学生時代に蓄積した知識だけで、多くをカバーしてきました。
ずっと苦しい思いをしてきたからこそ、千円未満の本を買うくらいのユトリがある人には安易に献本したくない、寧ろ、自分が本当に苦しかった時に支えてくれた、これまで自分のミニコミを買い続けてくれた方にこそ、直接自宅まで赴き、御礼方々手渡しして回りたいです。
しかしそうするわけにもいかず、今回の本の出版を知って頂きたい人を考えに考え抜いて選ばせて頂きました。なので、自分の本当の想いは据え置きとなりましたが、そのかわり、これまで続けてミニコミを求めて下さった方へは、なんらかの御礼をさせて頂ければと思います。
夏コミに受かれば、その時に何らかの特典を用意したいと考えています。少しお時間頂きますが、なにかさせて下さい。宜しくお願い致します。
■紹介いただきました
●雑誌『創』2018年8月号で、定食研究家の今柊二さんが「今月のカラクリ雑誌」という連載の中で、拙著を紹介してくださいました。
今さんとは同じミニコミ発行者としてお付き合い下さり、トークイベントなどにも誘って頂いたりしました。いつか何らかの形でお返ししたいと思っています。
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