このブログから記事をセレクトしてまとめたミニコミ誌について、せっかくなんで触れておこうかと。

お盆と年末という因果な時期に催されるイベントがある。有明の展示場いっぱいに数十万人が詰め込まれる。その人口密度たるや、人肌から伝う汗は愚か、吐息まで耳に聞こえるほど実におぞましい状況を呈している。
最近アキバ系だとか、なにかとオタク周辺が華やいでいるが、とはいってもあまりいいイメージでは決してない。このイベントも、コスプレやらエロ同人誌やらといったイメージばかりが先行してしまっている。それを理由に幕張メッセ側は開催を拒否したという経緯がある。ああ、あれから10年か。。。
小説の作家といえども、自分ひとりの好きなように書いてるわけではなく、出版社側の意向やらなんやらと、金が動けば動くほど、意見を言う輩も比例して増える。さまざまの思惑が形になってはじめて、我々の眼に触れることになる。
好きなことを好きなように表現したければ、発行に至るプロセスを全て自分(たち)でやればいい。その表現の自由を受け入れるハコが、このイベントだと思う。掲げられている理念にもそんなことが書いてある。
しかし、自由に表現するということは、他人の表現が決して気に入らなくても認めなくてはいけないことを意味する。表現の場として自由であることは、いかなる表現も(公の場で開催されるわけだから法的に問題あることは禁止対象になるわけだが)受け入れなければならない(それが結果的に、コスプレやらエロ同人誌の肥大化になったわけだが)。

だからまぁ他人がなにやってても正直興味ない部分はどうでもいいわけで、自由なる表現の場から、一般の書店では出回らないような、くだらな過ぎるものや、ちょっと思想的に際どいものどもが発表され続ける限り、このイベントはなくなって欲しくないし、参加し続けたいと思っている。
二郎ブログのまこぴさんも二郎本を出しているが、似た様な事書いてたんで、なかなか興味深かった。
というか、最近面白いサークルがあまり出てきてないんで、かける人にはどんどん表現してもらいたいなぁと。少しでも、こういう側面もあるんだよってことを広くアピールできたら。。。
でも、わざわざ本にしなくても今ならブログで表現できる(逆を言えばブログになっているテーマのミニコミ誌は存在する)。学園祭前夜的なテンションは何物にも変えがたいとはいえ、本にする必然性が危うくなっている気がしてならない。いま一度、本にするということを考える時期に来ているのかもしれない。

つづく

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